2011年03月08日
新井満氏の講演会②
講演会の当日のレンズ雲 吊るし雲です
yukkoさんの記事にもっといい写真がありますよ
講演会の後の空だったので
ことのほか 輝いて眩しかったです
風を見た人は一人もいない
つかまえた人も一人もいない
にもかかわらず風はいつだってどこにだっている 自由自在に偏在している
生まれたと思えば すぐに死ぬ
死んだと思えば すぐに息を吹き返す
そうだ 風とは 息なのだ
大地のいぶきなのだ 地球の呼吸なのだ
千の風になるとは 大地や地球や宇宙と一体化することなのである
人間が死ぬと まず風になる
次に 様々なものに生まれ変わる
" いのちの大きな循環 " の中にくみこまれる というわけだ (CDブックより)

あ~思い出した詩があった
今日は死ぬのにもってこいの日だ
生きているもの すべてがわたしと呼吸を合わせている
ナンシー・ウッド(インデァン)
古くは「平家物語」「方丈記」 また漱石から村上春樹まで
多くの日本人のこころに共鳴する 死と再生 の詩なのだと言われました
言葉を変えれば 無常観 輪廻転生と同じような意味なんだと私思いましたね
それから 「般若心経」に転じて 「空」ということを
万物は 変化していって 滅びる 色即是空
また再生して 変化を繰り返す 空即是色
すべては 空 なのである
こだわりの心 執着心を捨てれば こころは平安でいられる
(わかちゃいるけどね 実践はむずかしい
)
すべてを 引き受ける のである
よいことだけでなく 《ガンですよ》と言われても すべてを引き受けるのだと
(ここで英単語のキーワードがあったのだけど 《引き受ける》という・・・)
同じ言葉を近ごろどこかで聞いたなぁ・・・
あ・先日読んだ姜尚中(カンサンジュン)さんの本「悩む力」でも見たわ
老人力は「死」を引き受けて「恐いもの」なしだと
また 無量寺の青山俊董老師も言ってたな 「土性骨の座り」
死は死であっても 死にあらず
どれだけ多くの文学がこのことを教えてきたことでしょう
でもなかなか そうは達観することができず 人は苦しんでしまうけれど
《人は死んだら まず風になる》 とは なんて説得力がある言葉でしょう ☆
生まれるということは奇跡なんだ
だから日々を感謝して 役割を果たそう
ということを 氏の母親が死ぬまで現役の産婆さんだったことから
いのちの不思議さについて 話されました (書くと長くなります)
氏はなかなかダンディで 写真の黒の山高帽(というとダサいね)
英国風シルクハット?をかぶると歌手になり
取ると作家になるのだそうです
モノトーンで統一していたけど 後半ジャケットを脱いだら
古典柄の華やかなステキなベスト
惜しいかな氏は小柄でしたが・・
司会者は カントリージェントルマン という表現でしたよ☆
私は2列目でしたから 氏の表情までしっかり見れました
おっちょこちょいの私 いつもバッグやお財布には紙と鉛筆を入れてあるのに
この日にかぎって なぜか鉛筆がないっ
でも90分間 いい時間でした
行って良かったです
最愛のお父さまをなくされたMIHOちゃん 誘えばよかったな。。。
★ 原詩は英語詩で作者不詳 なので著作権などいろんな騒動があるようだけど
要は 新井満氏が " 時の運 " に乗った人なのだと思う
私は世に遅れることはなはだしく 新井満氏の名すら今まで知らなかったが。
yukkoさんの記事にもっといい写真がありますよ
講演会の後の空だったので
ことのほか 輝いて眩しかったです
風を見た人は一人もいない
つかまえた人も一人もいない
にもかかわらず風はいつだってどこにだっている 自由自在に偏在している
生まれたと思えば すぐに死ぬ
死んだと思えば すぐに息を吹き返す
そうだ 風とは 息なのだ
大地のいぶきなのだ 地球の呼吸なのだ
千の風になるとは 大地や地球や宇宙と一体化することなのである
人間が死ぬと まず風になる
次に 様々なものに生まれ変わる
" いのちの大きな循環 " の中にくみこまれる というわけだ (CDブックより)
あ~思い出した詩があった
今日は死ぬのにもってこいの日だ
生きているもの すべてがわたしと呼吸を合わせている
ナンシー・ウッド(インデァン)
古くは「平家物語」「方丈記」 また漱石から村上春樹まで
多くの日本人のこころに共鳴する 死と再生 の詩なのだと言われました
言葉を変えれば 無常観 輪廻転生と同じような意味なんだと私思いましたね
それから 「般若心経」に転じて 「空」ということを
万物は 変化していって 滅びる 色即是空
また再生して 変化を繰り返す 空即是色
すべては 空 なのである
こだわりの心 執着心を捨てれば こころは平安でいられる
(わかちゃいるけどね 実践はむずかしい

すべてを 引き受ける のである
よいことだけでなく 《ガンですよ》と言われても すべてを引き受けるのだと
(ここで英単語のキーワードがあったのだけど 《引き受ける》という・・・)
同じ言葉を近ごろどこかで聞いたなぁ・・・

あ・先日読んだ姜尚中(カンサンジュン)さんの本「悩む力」でも見たわ
老人力は「死」を引き受けて「恐いもの」なしだと
また 無量寺の青山俊董老師も言ってたな 「土性骨の座り」
死は死であっても 死にあらず
どれだけ多くの文学がこのことを教えてきたことでしょう
でもなかなか そうは達観することができず 人は苦しんでしまうけれど
《人は死んだら まず風になる》 とは なんて説得力がある言葉でしょう ☆
生まれるということは奇跡なんだ
だから日々を感謝して 役割を果たそう
ということを 氏の母親が死ぬまで現役の産婆さんだったことから
いのちの不思議さについて 話されました (書くと長くなります)
氏はなかなかダンディで 写真の黒の山高帽(というとダサいね)
英国風シルクハット?をかぶると歌手になり
取ると作家になるのだそうです

モノトーンで統一していたけど 後半ジャケットを脱いだら
古典柄の華やかなステキなベスト

司会者は カントリージェントルマン という表現でしたよ☆
私は2列目でしたから 氏の表情までしっかり見れました

おっちょこちょいの私 いつもバッグやお財布には紙と鉛筆を入れてあるのに
この日にかぎって なぜか鉛筆がないっ

でも90分間 いい時間でした

最愛のお父さまをなくされたMIHOちゃん 誘えばよかったな。。。
★ 原詩は英語詩で作者不詳 なので著作権などいろんな騒動があるようだけど
要は 新井満氏が " 時の運 " に乗った人なのだと思う
私は世に遅れることはなはだしく 新井満氏の名すら今まで知らなかったが。
本当に、風は 地球の息づかい、地球のこきゅうなんですね。 64才 男
「詩の広場 ちょうさん」という ブログを、やっています。
90分の講演をよくぞここまで 深くご理解
なされ 聴いて来られたなぁ~と思います♫
そうでしたか?友人の奥様への追悼の詞だったんですね
だからこそ 実感があって 皆の胸を打つんだと
思います♪ すべてを受け入れる事が本当に
出来るようになりたいものだと思います♪
人間は いろんな物を捨てることがなかなかできない
そこに苦しみや悩みがでるんでしょうね
本当に いい話を教えていただきありがとうございます
ここのブログの文章は一回ではもったいない!
何回かみさせていただこうと
思っています
(=^・^=)
あ・会場にいらっしゃいましたかぁ☆
新井氏とわたしたちは同世代ですねぇ^^
歌も良かったですね
調べてみたら氏は上智大学の男声合唱団に在籍していたことがあるのね
声もいいわけです☆
ブログにあとで寄ってみま~す☆
> 女将さん メモできなくてここまでです^^;
でも言いたかったことは理解できたように思います
ゆっくりとアーウーが入らずに整然と話してくれましたから
なかなか ありのままを受け入れられないね^^;
あのお釈迦さまでさえ 死を前にした旅では《あぁ寒くて背中が痛くて》と
弱音を吐いたとか・・・なんて人間味を感じさせることでせう☆
ましてやボン凡人の私など。。。
やっぱり大きいですね~!
リンクも貼りつけてくださり、ありがとうございました☆
大地や地球や宇宙と一体化すること・・・
感じる風によって、たまに遠い記憶が甦ってくるような感覚を覚えることがありますが、風に大地の息吹、いのちを感じられたときなのかな~なんて読んでいて思いました。
見当ちがいなコメントだったりして…あはは~^_^;
そんなに謙遜しないでいいんですよ(笑)
私も講演を聴いたあとね 柳を撮りたいってさ
ほら 柳に風ってね(^_ -) -☆
ちょうどいいレンズ雲を見ながら この空を記事に入れようって思ってたの
右のがクラゲで西空に
左のが 三段レンズで東の空に
私よりあなたの方が とってもいい感じに同じ雲を撮っていたので
嬉しくなって リンクさせいただきましたぁ♪
yukkoさんは大地の息吹を人一倍感じとっていると思いますよ☆
今日偶然にも新井満さんの「千の風になって」
の本を読むことが出来、この詩が世に出た経過、
また詩の意義がかなり理解できました。
(前段のCDブックの内容も同じでした)
講演会も聞きたかったです。
この本で紹介している良寛さんが吟じている
「ちるさくら
のこるさくら
ちるさくら」
も分かるような気がします。
この詩は 多くのひとの心に響きますよね
特に 身近なひとを亡くした悲しみにくれているひとに
パートナーを亡くすってどういうことだろう・・・
私も寄る年波でしょうか 切実なものがあります^^;
会場が遠かったですね きっと全県から人が集まったんでしょうが・・
思い切って行って良かったです☆
良寛さんのこの俳句は好きで ノートに書き写してありました
シンプルなリズム感のなかに 言い得ていますよね☆