わら一本の革命

うたかた夫人

2012年04月06日 10:00


  《 人生観が変わった 》  
  震災を体験した被災者たちの言葉である  
    人生観が変わるほどの経験を
    人は一生の間にどれほどできるのか
    今こそ 読んでみたい本☆ 
 
  この本は ロハスみなみさん の記事で知って
  そのときから興味津津、やっと図書館から借りて


私自身は耕すべき田畑をもっていないけれど
あの有吉佐和子の『複合汚染』が注目を浴びていたころ
私は結婚し 子育てと生協活動のスタートラインに立っていた
《子どもたちのために》という大義名分があったから、真剣に活動してたわぁ(懐し)

たとえば、1ヶ月早くミカンを食べたいって どういう心なんだろう
薬漬けの果物を生むだけなのに
早生 形 綺麗 美味 甘味・・・・消費者の要求か?
消費者のひとりである私はそのどれも望んではいない
ならば ほかの多くの消費者の望みなのか?
生産者側の思惑だって当然あるでしょ?

たとえば高額な「農耕機」を導入して田畑を耕し、化学肥料を使って土壌を豊か?にし
農薬で害虫や雑草を駆除する。確かに収穫が上がり、収入も増えるでしょう。
でも高コスト体質であり、収入の割には支出が余りにも多くなってしまう。
土壌を貧困にさせてしまうから、今の野菜は『生命力』が弱く、すぐに腐っちゃう。

≪引用≫
   人間は自然を壊せても 自然をつくることはできない。
   盲人が玩具をいじって壊すようなものである。

   自然にまかせておいて 自然の力にすがってさえおれば
   自然に従った生活さえしておれば  人間は生きられるようになっているんだ
   という確信をつくることが先決、原点なのである。


この本は 私が子育てに追われていた頃に出版されている(35年前)
その後の35年間の時代の急激な変わりよう
ここまで変わってきてしまったら・・・・とても受け入れがたい説だと思う
でも 大企業化した農業は別として 個人で志す人は増えてくるんじゃないかなぁ

ロハス南さんが しっかりまとめて記事にしていますから(安曇野いっぱい百姓さんも) 
興味のある方 そちらを覗いてみてね

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