映画 「フレンジー」 BS

うたかた夫人

2010年12月16日 08:16


   ヒッチコック特集 6作目 (終)
  
   1972年
   イギリス/アメリカ
   (ヒッチが故郷ロンドンに帰っての
    晩年の作品)

   「サイコ」系列のサイコ・スリラー


   ロンドンで、ネクタイで女性を絞殺するという連続殺人事件が
   発生した。そんなおり、結婚相談所の女所長が同じ手口で
   殺害される。警察は、被害者の離婚した夫リチャードを犯人と
   断定、彼の行方を探し求める。リチャードは、親友のロバート
   のもとに身を隠すが、ロバートこそ連続殺人の犯人であった
   ヒッチコックが本領を発揮したサスペンス・スリラー。
                                            allcinema より



フレンジーfrenzy」というタイトルの意味は「逆上する」という意味らしい
主人公は逆上しやすいタイプゆえに  犯人でないのに
犯人としての証拠や状況証拠、証言が多々出てしまう不幸に見舞われる
現代は逆切れする人が多くなったが ソレってイイことひとつもないよ
今どきのサスペンスものに比べたら かなりスロウテンポだろうけど
私には結構見て疲れない(笑)ストーリーの展開だった

ロンドンの青物市場とかパブなどの下町風景
ゴチャゴチャと猥雑で温かみもユーモアもあり その中にひそむ残酷さ
犯人が主人公にぶどうをくれながら 『種は出せよ 虫垂炎になるから』
今じゃ そんなこと言う人いないと思うけどあの頃は日本でも定説だったね(笑)

この作品は私 はじめて見たけど 最後まであきさせない展開だった
途中で真犯人がわかってからは 冤罪の主人公はどのように救われるのだろうと
2時間映画っていいね その辺のところをきめ細かく見せてムリがない

今回の6作 すべて見たけど 正直 終わってホッ
寝不足で あかんわぁ~
昨夜24時に帰宅 それから記事を書いて7時の定刻の予約投稿
だったはずが~今朝UPされてな~い
なんでぇ~背中をゾォ~と寒気が走る スリラー見すぎや~
なんのことはない 下書きのままだったぁ

 

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