反骨精神の男のかっこ良さ【暴力脱獄】BS

うたかた夫人

2010年01月13日 07:00

   1967年 アメリカ 126分

  【あらすじ】
  街のパーキングメーターを壊して収監されたルーク。
  ひと癖もふた癖もある囚人たちの中、彼はその不思議な
  魅力で次第に人気者となっていく。そして彼は残忍な看守を
  嘲笑うかのように、繰り返し脱獄を図るのだったが……。
  権力に反抗する男を描いたバイオレンス・アクション。
                 Yahoo 映画より 




ポール・ニューマンが懐かしくて。
若かりしころの作品。  笑顔がすばらしいのだわ。
このタイトルに覚えがなかったけど、
中盤、脱獄の懲罰に土掘りと穴埋めを繰り返させられる
過酷なシーンで思い出した。
意識が朦朧とするまで。。。ここは涙なしでは見られない。

あの 卵50ケを1時間で食べる と宣言するシーンも忘れがたいね。
実行後、気絶したかのように横たわったままの彼の姿は
アレ?これはキリストの処刑の姿、そのまんまじゃない。。。

なんだかね~「大脱走」のシーンと重なったりして。。
アメリカという国は脱走映画が多いわねぇ。
近年の作品より、ニューシネマといわれたこの時代のもののシンプルさがいい。
そう思うのは、私がもう若くはないってことだな。

いつものことだけど
権力に屈しない男の姿って、かっこいい。
それで彼は周りの人々からだんだん一目置かれるのだし。
【男が惚れる男 】 というわけだ。


暴力脱獄(1967) - goo 映画


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