DVD 12人の怒れる男(オリジナル版)
先日観たリメイク版ロシア映画とは結末が違うというので、
どうも気になってDVDを借りた。
ロシア版の記事は こちら
オリジナル版は白黒だ。 懐かし~い。
ストーリーの展開も淡々としていて
凝ったつくりではない。
最初にただ一人「無罪」を主張する主人公にはヘンリー・フォンダ。
この人の瞳がいいね、
もう初老の背中は隠しようがないが
ピーター・フォンダとジェーン・フォンダは今どうしてるんでしょ・・・
十二人の怒れる男(1957) - goo 映画
オリジナル版とは たしかに少し結末が違っていた。
見比べたところで、50年の時を感じさせられるねぇ。
50年前のアメリカ映画って、こんなにもシンプルだったっけ!
今のアメルカ映画からは想像もしがたいほど。
それに比して、ロシア版は、ストーリーも彩られ、芸達者の12人が演技オーバーかと思われるほど。
カメラワークも演出も凝っていると思う。
肝心の結末はどうか、
米版は淡々と、名も素性も知らずに、それぞれが会場を後にして街の中へ散っていく。
ロシア版は、ひとひねりもふたひねりもある。情の深いヒゥーマンドラマで終わる。
さて、どっちが? って決めるものでもないか。
このあたりは、好みの問題かも。私はロシア版の方を買うな。映画として。
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